ギリシャを他山の石に

今朝の朝日新聞の社説を読み、大げさな言い方かもしれないが、心臓が凍てく思いがした。
ギリシャ財政赤字で国が大きく揺らぎ、EU諸国内で多くに国に借金のがあり此れの返済も出来ない状態だ。またポルトガル、スペインにギリシャの赤字再建による影響でこれ等の国の銀行もガタビシ音を立てて崩れ落ちそうな状態である。

ギリシャは外部から外貨を得られるような大きな産業もなく、それに反して公務員の数が多く、俸給も高い。さらに年金はかなり若い年令から支出され、役人の汚職も多い。同じユーロ圏である堅実なドイツはこのような放漫経営をするギリシャを助けられないと厳しい。フランスは困っているEU内の国だから助けるべきであるとドイツと対照的である。

このギリシャ国家の財政状況の行き詰まりは、あのリーマンショックと同様に世界に大きく不況の嵐を呼んでいる。日本もこの際、財政生赤字があの長かった自民党の放漫な政策で、1千兆近くの国家、自治体が天文学的数字財政赤字を抱えている。恐ろしいことだ。今民主党が「事業仕分け」で法人や諸官庁を調べ尽くしている。

自民党時代に官僚に胡麻をするための天下り先を確保するべく、多く場を作り出していたのである。民主党を此れを2回に分けて仕分けし国民の税金や、国民が使用した金を旨く溜め込み、自民党の利益に繋がるようなしくみを作っていたことがこの「事業仕分け」で発覚した。自民党の放漫な政策はこの荼毘民主党が政権を握り、取りあえずストップが懸けられた分けである。今後国家の財政赤字の解消に力を振るって欲しい。