メキシコ湾の原油流出事故


米国がメキシコ湾で海底の油井から原油を抽出していた
4月20日に大爆発を起こし、原油が海に流出する事故が発生した。

原油の流出は1日あたり5600キロから9500キロで周辺の猟師などに大被害を与えている。また海への原油流出事故は近辺のペリカンや海鳥が油まみれになり鳥類の生態系に大きな影響を及ぼす恐れが危惧される。

BPがこの仕事を請け負い、経費の削減を狙った結果の事故でこれが収まるのに8月いぱいかかるのではないかと言われている。11月にオバマ大統領の中間選挙があり、米国民の不満がこの中間選挙にかなりの影響をオヨ雄のではなかろうか、という観測が流れている。

オバマ大統領としても現地に4度も足を運びその憂いはかなりなものがある。米大統領が執務室からの演説は米国に危機が迫った時に限られている。例えば第二次大戦時、戦後の月面着陸、9・11のテロなど重要事項の演説である。今回はそれに当たる。オバマ氏の胸中はもう冷静さを欠いて売るのでは。