企業トップの高収入について




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最近の一流と称される企業のトップの年収が、我々がサラリーマンであった時のそれとは考えられないような高額になっている。どういう理由でこのような年収を得られるようになったのか。我々の現役の時代には、非正社員でも200万円にも達しない非常勤労働者はいなかったように思う。

米国辺りでは一般労働者の数百倍の年収は当然ということらしい。このような格差が生まれたのは元小泉首相と竹中氏とのコンビで日本の社会をずたずたにしたこと、つまり何でもかんでも規制緩和のやりすぎの結果が、どうにもならない格差社会を将来したのではなかろうか。

億の単位のつく年収を得られるならば5,6百満の年収の労働者を多数雇用し、欠陥商品を作らずじっくりと良いメイド イン ジャパンの製品を作り国際競争にも勝てるのではなかろうか。非正規社員を多く安く採用した結果不慮品が産出され、日本製品作りの評価が下がることは火を見るより明らかである。企業トップの年収を引き下げ労働者を労わる日本本来の血の通った労使関係を構築すれば、またかっての1億総中流の社会が再来するであろう。