民主党総裁選



民主党代表選に今日菅氏、小沢氏が立候補、14日の投票日まで激しく争うこととなった。この両氏のいずれが当選しても民主党が二つに割れることは必定と踏んだ、鳩山氏が二人の争いを9月1日までに収めさせるため両名の1本化を画策した。

しかし最終的には両名の話し合いが行われた。管首相は小沢氏のさまざまな要求、例えば仙石官房長官、枝野幹事長の罷免、衆議院選の時のマニフェストの完全実施などである。管首相は小沢氏サイドの人事での積極的な登用と同時に小沢氏の政治と金の問題で軋轢が生じたようである。

それで管首相は民主党がクリーンさを保たなければ自民党政権交代した理由が立たない。このあたりが菅氏の厳しさである。小沢氏は両者の話し合いが決裂しても民主党の自派の議員数、鳩山派の議員数などで総裁に収まれば、検察庁の強制起訴も避けられるとの計算も彼のコンピュータが算出しているのではなかろうか。

私は世論が民主党の小沢氏の「カネ」の問題で,管首相に圧倒的に支持が強いが、代表選挙となれば日本の地方議員、民主党員30数万の票も加わる。世論が管首相支持だといってもどう展開するか分からない。

私は菅氏の支持だが彼が当選すれば、いまの円高、株安などの問題を日銀の総裁と電話で話し合ったようなことは止めていただきたい。もうすこしいい経済関係のいいブレーンが欲しい。
先日も日本の円高、株安で日銀が20兆円の支出を決定しているがすこし粉遅すぎた嫌いがある。
同時に管さんに清濁併せ呑む度量の大きさがあってもよさそうだ。