民主党の菅首相に失望


私は民主党が政権の座につくまでつまり民主党が野党時代、菅氏を高く評価していた。ところが民主党が政権に就き菅氏が前鳩山首相の後任となったとき依頼、彼に私が期待していた彼からその有能さは単なる幻想だったのかと思うようになった。

彼は「雇用」、「雇用」、「雇用」とお経のお題目のごとく唱えているが一方では、世界との経済政策FTAEPA,TPPなどの取り組みの具体性が早急に実施されそうな雰囲気が見られない。「雇用」はこれらFTA,EPA、TPPが各国と締結され輸出が促進されて始めて可能となるものである。それに円高。お隣の韓国ウオン安、EUのユーロ安で日本は韓国、EUの車、電化製品などの輸出品で大きく差を付けられている。このあたりの円高の是正も菅首相の採るべき経済政策の一つで、日本の工業を活気ずける大きな仕事であろう。

外交戦略では尖閣諸島沖の中国漁船が日本の巡視艇に体当たりをしたビデオ映像の即公開をなし、中国当局との外交交渉を的確に素早くにやっておれば、ビデオ映像がTVに流出したことで公務員の守秘義務とか国内での犯人探しなど馬鹿なことに時間を費やしたり、この件についての疑心暗鬼の必要性もなかったのではないか。最後に政治とカネで薄汚れた民主党のガン細胞小沢一郎一兵卒を元帥閣下が直接メスを取るべき性質の事柄ではなっただろうか。菅さん今からでも遅くないガンバリズムを期待する。

淀君