貿易の自由化


貿易の自由化と農業改革の両立を目指す下「食と農業の推進本部」が30日に発足したようである。民主党菅首相がTPPに参加したいと以前より強く希望されてきた。先般行われた横浜でのAPECの会議でも日本がTPPに参加をする希望を明白にした。

しかし昨日行われたTPP問題の会合で全国農業団体組合中央会の茂木会長はこれの参加には強く反対した。これに対して東京大学農学部の生源寺真一学部長、新日本製鐵の三村明夫会長も「意欲ある農家にインセンティブを与えるべきだ」と訴えた(12月1日朝日新聞

私はいたるところに農地が放置されている。米作りの小規模農家(それも65才以上の高齢者)と殆どが兼業農家である。このような農家は近代的な農法に改めることが必要である。現在の小規模農家のために日本の貿易自由化が出来なくなるようでは我が国の大きなマイナスである。

貿易自由化をすれば工業製品はどんどん輸出が可能になり産業も活発になり失業者の雇用にも繋がる。もちろんGDPも大きくなり日本が活発化する。農産物関税撤廃でつぶれるような悲観的な考えを改め農業の積極的に日本ならではのいい生産物を作りどんどん輸出でかせげばいいのではないだろうか。現在の農作物もだめ、工業製品もだめでは日本はただただ疲弊し二流、三流国家に陥るであろう。