年賀状


昨夜は年賀状を作成した。年賀情をcpに任せるのは消して好ましいことではない。情のこもらない機械的な賀状を差し出す方もなんとなく後ろめたい気にはなるが頂く方も決して嬉しいものではないだろう。

ただ忙しい年末にお互いにさっさと自分の近況を相手に知らせたり知らされたりする媒介物作ることはそれなりに又いい習慣でもある。こちらの近況、相手の近況を確認し合うことはそれなりに有益である。ある友人など学校を卒業して数十年会っていないのに年賀だけで繋がりあっているのも悪くはないものである。

また同じ職場で机を並べて仕事に励んでいた同僚のその後の状況を知り合うことも楽しいことのひとつである。このように見てくると日本の古いしきたりは極めて情緒的で人それぞれの気持ちを和やかに保ち、知人友人の繋がを大切にする日本独特の美徳ではなかろうか。あと半月で平成23年を迎える。近頃の年賀状は機械的で冷たく直筆でないなことにケチを付けたがその内容に温かさを感じることは否定できない。