大学入試ネットによる不正事件


京都大学始め関西で1大学、東京で2大学,計4大学でインターネットを悪用し入学試験でカンニングを行い、今朝の新聞でほぼカンニング犯行者が特定できそうな状況になってきた。試験でのカンニングもインターネットを駆使しその行為が第三者を利用し、システマティックに行われてきたのには驚かされる。

古代中国の官吏登用試験「科挙」でも既に行われていた。隋、唐、宋,清末で廃止。(広辞苑)この{科挙}も大層難しく秘密裏に規模の大きなカンニングであったことは有名である。現代の日本の大学入学試験は厳正に行われ今回のような不正行為は先ず行われないと国民は一般的に思っているだけに、この事件に接して「心胆を寒からしめる」ものがある。

TVの8チャンネル(関西TV)のコメンテェイターが売春とカンニングは大昔から存在したものだとと述べておられたがその通だと思う。今回の4大学のネットによる不正行為はこれの追跡は特に難しいわけではなく、証拠物件が存在するので事件の解明は時間の問題だろう。