大学入試カンニングは警察沙汰になるのか


京都、、同志社、早稲田、立教の4大学を19才の浪人生が受験し、夫々の大学でネットを利用しカンニングを行った。この事件について4大学のある大学で発見されたものではなく、ネットを利用したものだから外部からこのような依頼があったと言う京大への通報でこの事実が露見したわけである。

それで各大学でこのカンニングが全て分からなかったことは夫々の大学の試験監督者の大きなミスではないか。それなのに自大学の試験監督者の怠慢を罰せず警察に通報したことはどうなっているのか。京都大学立教大学早稲田大学等は偽計業務妨害容疑で各大学の所属警察署に被害届けをだしたわけである。カンニング行為は大学入試に被害があるのか疑問である。私は被害などありえないと思う。

それよりむしろ大学の自治を忘れたのかどうか、官憲にこのような些細な事件をゆだねる方が問題だ。学生達が大学の自治を声高に叫んでいた時代なら学長は吊るし上げもいいところだ。同志社のみが入試被害届を出していなのは大学の自治の観点から当然だったのでは。最後にカンニングをした19歳の浪人が東北から京都2移送され警察の捕らわれの事実は酷すぎる行為だ。特に犯罪を起こしたわけでもなく、今日の昼のNHKにのニュースによれば、浪人生の予備校の寮を捜査したとはむちゃくちゃだ。京大の取った措置が余りにも酷すぎる。京大よ厳しく反省せよ。

城南宮 つばき