ジョン・ダワー氏の発言

4月29日朝日新聞でピュリツァ賞「敗北を抱きしめて」の受賞作家ジョン・ダワー氏の朝日新聞社記者との東日本の大災害について彼の心情を聴きだしていた。ダワー氏は日本は関東大震災で東京は酷い状態から見事に立ち直り地下鉄も立派で、地上も素晴らしい大都市に成長した。

だが日本は1941年に米国、英国、中国などを相手に戦いを挑み1945年に日本は破れ全土が焼け野が原となり敗北の苦杯を味わった。日本の多くの都市では爆撃でなん十万、何百万が亡くなり、また何百万の敗戦の兵達が帰国し、国土にはまともな企業はなく、多くの失業者がたむろしていた。

ところがこのあたりが日本人にの素晴らしいところで敗戦を土台にして日本をプラスの方向に導き立派な国家を作り上げ世界の一流先進国ーG7に堂々と君臨するようになった。日本人は冷静でマイナスをプラスに置き換えるほどに活力に満ち溢れた民族で、福島の原発も日本人独特の才能でよりいいものに作り直すと期待する。