今朝の衆議院予算委位会を視聴して

今朝TVで衆議院予算委員会を視聴した。私がTVのスイッチを入れたとき民主党の渡辺恒三議員の菅首相に対する発言であった。彼は東日本の大災害に対して菅首相民主党をはじめ自民党から共産党までオール日本でこの大災害の復興に当たるべきである。

彼は少なくとも先ず自民党との連立を組むことを始めることを強く希望するものであることを主張。確かに菅首相自民党の谷垣代表に連立を要求した。しかしその要求の手段が電話でなされたようである。このような大切な問題を敵対関係にある自民党の代表に電話でなすことで成就することが出来るのか。対立党の党首に腰を低くしてお願いを求めるのが筋ではないか。

日本は私が中学1年生のときに第二次世界大戦に敗れた。このとき東京、大阪は焼け野が原、広島、長崎には原爆が投下され日本は本当に酷い状態だった。彼はこの一連の実情を切々と訴へ聞く者の心を強く打つ熱弁だった。会場は水を打ったような静寂さで全員耳を澄まして聞き入り野次一つないい発言だった。最後に日本のあの敗戦から雄雄しく立ち直り、世界の一、二位を争う経済大国を勝ち取り立派な姿を世界に示したように再度頑張ろうではないかと締めた。