児玉清逝く

アタック25、週刊ブックレビユーの司会者の児玉清さんが胃がんでなくなった。日曜日の午後の楽しみであったアタック25は、1975年から1800回を数える長寿番組は児玉清さんの人柄だったのだろう。また彼はダンディでスーツの着こなしもピシッと決まり、これほど司会者としてTV画面で視聴者を惹きつける人は他にないのではないか。彼の司会には深い教養がにじみ出ている。また彼は1ヶ月間に20数冊の著書を読破するその読書好きは週刊ブックレビユーの司会者としてぴったりだったのではないか。

彼の司会ぶりは危なげなく的確で、それでいてソフトで彼の知性が週刊ブックレビユーをより一層楽しみなものにしていた。彼の娘さんを34歳で胃がんでなく亡くしているのでご自分も昨年胃カメラ検査を進められたとき検査をしておくべきだったと思う。今年の2月に胃が悪いとのことで、検査の結果では肝臓に転移していてオペが出来ない状態だったらし。いまこのブログを書いている時に児玉清の大好きなアベマリアの曲がラジオから流れてきた.黄泉の国でこの曲を聴きながら読書にふけってください。