牛の餌からの被爆

東日本大震災福島原発が大被害を起こした。その結果原発から半径20キロ圏は放射性物質での危険地帯として人畜はこの圏外から30キロ圏外に疎開させられた。ところがもっと遠くに放射性物質が福島の障害を受けた原発からの汚染物が雨、風邪などにより福島南部に運ばれ、これが牛の餌を汚染した。それでそこにあった牛の餌を汚染し、それを主食にしていた牛が内臓被爆したわけである。そんなに遠くまでまさか汚染されているとは畜産業者は飼育している牛42頭を23都道府県に販売した。

この販売された牛を解体し検査をしてみると牛の汚染された餌から牛の体内を基準値を上回る」セシュウムに汚染され1頭の肉から基準値(1キロあたり500ベクトル)を上回る694ベクトルを検出(7月16日付朝日新聞)した。牛が餌として食べた麦わらは牛の肉を検査すればその汚染度が良く分かるが、全ての物質について検査するわけではないので危険極まりない。豚、鶏のえさも気をつけたいものだ。それよりもこのあたりで菅首相の一人で脱原発を口にさせずに、野党の自民党原発を全て構築したのでこのあたりで、民主、自公、その他の野党もともに原発の反対に乗り出すことが必要だ。