中国の高速列車の事故(3)

中国の高速鉄道の先行車両が事故を起こし停止中の後続列車が300キロ近いスピードで追突した事故について今日もう一度書く。特に大変驚いたにことは追突された列車の運転車両の部分をその場に直ちに穴を掘り、埋め込んでしまったと言うことである。普通常識的には事故原因を充分に調査することが欠かせない。先行車が止まっている場合、後続車がATC(自動列車制御装置)が働き後続車は停車することが普通である。

どうしてATCが働かなかったのかなど細かい原因を調査もせず追突した運転席の分部を直ちに畑に大穴を掘り運転席を地中に埋め込み、直ちに翌日から列車を走らせている。中国の高速列車は世界的にも優れたものであることを世界に示したかったのであろう。事故を起こした列車を直ちに大穴をほり埋めたのは、日、独、仏、カナダなどの列車の模倣が明らかいされろることを恐れたためだろう。更に事故翌日から列車を走らせたのには開いた口がふさがらない。中国とはそのような堅実さを欠いた分けのわからない国である。