五山の送り火に陸前田市」の松

京都の五山の送り火について、もう一度書く。東日本の災害のうちでも最も被害の大きかった陸前高田市の松の一部を、京都の五山の送り火の一部にして欲しいという陸前高田市の申し出を「大文字保存会」が放射能で汚染された松を燃やすことは出来ないと拒否をした。これに対して「妙法」「舟形」「左大文字」「鳥居形」の大文字保存会が「大文字」が燃やさないなら我々で、ということになった。

そこで「大文字」も共に燃やしたいと急遽態度を変え、五山でで一緒に燃やすことになった。最初に「大文字)が燃やさないと言ったときどうして門川市長が「大文字」保存会に一言「どうどだろう」と言わなかったのか残念の極みである。瀬戸内寂聴山が京の五山の送り火陸前高田市の倒れた松をもやすことを拒否したことは京都の恥だと朝日新聞に述べておられるのはまさにその通りだ。