放射能の除染

8月もはや16日、初秋もまじかだ。月日の経つのは実に早い。ついこの前の3月11日の東日本の大災害から5ヶ月も経過した。この災害は大地震津波の単なる災害ではなく、福島の原発が加わっているので建造物の物理的な回復のように簡単には行かないだろう。

今朝の朝日新聞に「放射能 国の責任で除染」と大きな活字の」見出しが出ているがこんなことは可能なのだろうか。家や建物のほこりを払うようなわけには行かない。また材木に付着した汚物をかんなで削ったり、石造物を汚染しているものを薬品で擦り取ったりすることは出来る。、

ものすごい量の放射能をそんなにチリ払いのようなわけには行かないだろう。田畑の土壌の汚染、それをどうしてもとどうりにできるのか。これが現実に行われるとしても長い時間と、金額を必要とするのではなかろうか。いや長い時間と金額を賭けても可能のものと不可能なものがある。この放射能は実に厄介なものだから新聞の見出しのようにうまくゆくかどうか?限られたものだけという意味だろう。