NHK日曜討論

今日NHK日曜討論があった。出席者は次のとうり。
西 修(駒澤大学教授)大嶽 秀夫 (同志社女子大学教授)
今井 一(ジャーナリスト)井口 秀作{大東文化大学教授)
論題 1)国民投票法 2)集団的自衛権 3)憲法とどう向き合うか
1)このような法案は短時間で決める事は極めて難しい。従って国民に計る必要がある。国民サイドでは自分たちが国の主権者で自分たちで憲法を変えると考えている人は少ない。国民が主権者だという自覚を先ず持っていただく事を啓蒙する事が大切である。最低投票率については決める必要はない。意識のある人の考えが反映すれば良いと思う。
2)集団的自衛権を必要としているのは米国である。米国のために必要と考えている人が多いのではないか。しかし角度を変えてみると今日まで日本が平和だったのは日米安全保障条約があったからともいえる。
いずれにしても集団的自衛権を認めるかどうかについては国民投票が必要となる。また民主党は右から左へと幅が広いので分裂の危険性もある。
公明党も以前からの態度から勘案すれば自民党と袂を分かつしかないでしょう。
3)敗戦後直ちに憲法が制定されて以来60年経過した。社会は大きく変わっている。従ってここで一度憲法の見直しを考えてみる必要があるのではないか。さらに現憲法GHQから与えられたものである。我々で制定し治す必要がある。
現在の憲法は世界に誇る9条を持っている。共産党社民党の案もだしてもらってじっくり考える必要がある。