自動車燃料

mugimaki

最近二酸化炭素排出量を減ずる事から主に自動車を動かす石油燃料の代替物として、バイオマスの持つエネルギーを利用したアルコール燃料に注目が集まっている。
アメリカは現在国を挙げてバイオエタノールの生産に力を注いでいる。国内の消費分を補うためにバイオエタナノールに人気が集まっているのは石油の高騰、石油不足に加え二酸化炭素の排出量が少ない事が大きな魅力になっている。バイオエタノールは地球にやさしく、温暖化を防ぐのに大いに役立つと考えられる。
このようにバイオ燃料の生産は化石燃料のように二酸化炭素を排出しないので大いに歓迎される。
しかし一方で発展途上国ではとうもろこし、だいず、大麦の需要が高い。さとうきびによる砂糖の生産は大きな収入源である。
アフリカ辺りでは食糧不足でバイオ燃料に用いる植物が貴重な食料となるために大いに必要とするのではないか。
国力の大きな先進国では農産物を自動車などの燃料に用いるために生産し、発展途上国ではその日の食料もままならず飢の問題と向かい合っている。
小さな子供が栄養失調で大きなお腹をして転がっている姿は見るに耐えない。
自動車の燃料は化石燃料を使っても良いがいま各自動車会社が競って作っている燃費の良い車や電気で走るものを出す事が焦眉の急である。