米軍のクラスター爆弾等の使用について

恐らく皆様は、ご存知のことと思いますが、クラスター爆弾は母機から投下後に空中でケースが破裂する事により子弾を広範囲にわたって小規模の爆発を引き起こす事などしてダメージを与える。この爆弾が米軍がイラクで使用し、犠牲になった人は、民間人、女性、子供の数は確認したものだけでも2300人にも達している。
近接戦闘を恐れる米軍は、イラク軍部隊がいる場所には、航空機だけでなく地上からの多連装ロケット発射機からも投射しています。一両の発射で
8000発もの子爆弾がばらまかれたのです。
米軍ならクラスター爆弾を使っても、劣化ウラン弾を使っても,枯れ葉剤など化学兵器を使っても許されるのでしょう。
日本にはこのような兵器が必要ないと思い、ないのかと私は思っておりました。すると今日の新聞で田母神空幕長が25日の定例会見で「日本は島国で海岸線が長く、クラスター爆弾は防衛に有効」と延べ防衛手段として必要だという考えを示しました。本当にびっくりしました。日本が持たないは核兵器だけです。
今リマ国際会議でクラスター爆弾禁止に前向きな70カ国が集まっています。
主要保有国の米国、ロシア、中国などは加わっていません。
なんともやりきれない思いが致します。