自民党は解散し国民に信を問うべきだ

社会保険庁公的年金制度により集められた年金保険料が年金給付以外の用途に安易に使われていた。昭和60年代以降民間事業者によると類似のサービス事業”グリーンピア”事業が行われたが国民のニーズの変化、多様化の状況が見られるようになり事業の見直しが見られた。
ところがこの度、社会保険庁による「年金問題」である。社会保険庁が管理している年金保険料記録のうち誰のものか分からない「宙に浮いた年金記録は5千万件にも及ぶ。」民主党からこれを指摘されるやわずか2日間で受給漏れ年金の時効を撤廃する法律案が議員提案で衆議院に提出された。迷い子の年金記録が5千万件以上もあるのも大変な数だが、これをわずか1日の審議で衆議院を通過してしまったのも異常である。
この問題と並行して故松岡農相の自殺問題がある。
これは官製談合の典型的な例である。熊本、島根,両県の緑資源機構のそれであり百数十億円規模のカネが動き故松岡農水相には1憶3千万円の見返りがあったようである。これをつつけばまだまだ大きな事件に発展する可能性を秘めている。故松岡農水相を除けば2人の重要参考人が自殺をしており司直は手を緩めることなく問題を明らかにして欲しい。
年金問題、政治とカネの問題と自民党は大揺れに揺れている。
問題がある程度かたづけば自民党はこのまま大きな顔をして居座っているわけには行くまい。
自ら解散をして国民に信を問うべきである。