情報保全隊

自衛隊は何のためにあるのか。自民党の連中は憲法GHQが押し付けたもので改定するべきだと言う。自衛隊こそ米国の100%押し付けから始まったものである。
米軍が日本を占領し駐留している時(1950)南北朝鮮戦争が始まり占領司令官マッカーサーの指令により創立、在日米軍の朝鮮出動に伴う空白を埋める事が直接の目的であった。
それが1952年に保安隊と改名、のち自衛隊に改組現在に至っている。
その自衛隊に反対の立場をとる人を情報保全隊という名称の「調査隊」なるものが全てをチェックしているらしい。特に自衛隊イラクに派遣された時は憲法違反にもかかわらず、これを取材した記者をチェックしている。また朝日新聞の社説によると反自衛隊の立場にあった人、団体など例えば映画監督の山田 洋次氏ら著名人、国会議員、地方議員、仏教やキリスト教などの宗教団体も登場する。報道機関や高校生の反戦グループ日本国内のイスラム教徒も対象になった。
自衛隊は国を守る組織である。情報保全隊が昔の軍隊の憲兵のように国民に向けての活動をすると考えると空恐ろしくなる。
この度イラクへの自衛隊派遣に反対する市民運動や報道機関の取材に関する情報を広範囲に収集、分析していることが分かった。上述したような
膨大な資料を共産党が入手している。
従ってこれを野党が国会できびしく追及して欲しい。日本は自由主義、民主主義の国家である。
自衛隊に反対、自衛隊員のイラク派遣に反対の声があってもいいのではないか。反対も賛成も清濁合わせて飲むのが民主主義である。スケール大きく久間防衛相ももう少し大人になったらどうか。昔の軍隊の憲兵は害があっても益はなかったことを思い出して欲しい。