国会閉幕

小泉氏時代に「郵政民営化」選挙でえた圧倒的多数の議員を有する衆院で安倍政権は好きなようにふるまって閉会となった。かっては国会では見られなかった数の力で多くの法案を次々と通しまた.自殺した故松岡農水相に見られようにカネのからんだ疑惑も徹頭徹尾かばい続け叩けば大きなほこりのあるような問題もうやむやのうちに消去してしまった。
 
柳沢功労相が女性を「子供を生む機械」と発言した事も普通ならもっと大きな問題となり首の挿げ替えもあったところが無事に済んだ。佐田行革担当相が政治資金問題で辞任した。

トータルで自殺した故松岡農水相、問題発言をした柳沢功労相、政治資金問題で辞任した佐田行革担当相と3人の問題議員がいながら内閣が安泰だったのは衆院の議員の数の力であると信ずる。
 
歴然とした数の違いこれが相手を押し殺す。これでも民主主義というのだろうか。国会は2院制であるので多数で議決した法案はまた参院でチェックすることになっているが今国会を見ている限りごまめの歯軋りのようだった。
7月の選挙では自民を叩き落として溜飲を下げたいものです。