中越沖地震活断層の調査

東京電力が78〜85年海底活断層を見つけるために音波深査をし、集めたデータを新潟県中越地震後に専門家が分析した結果5倍の長さの断層が推定できる。それは5倍の長さの断層が推定できると同時にそれは5倍の長さの活断層の可能性が高い。

それで断層の見落としや過小評価、当時の分析ミス、そのような過小評価や分析があまりにもずさんではないか。原発を作る以上慎重にも慎重を期するべきである。例えばA,B,Cと3つ程度の調査班を作って断層を調査してその結果資料を持ち寄り検討会をもって結論を出す方法なりいろいろ検討方法があるのではないか。

平野 光将氏原子力安全基盤機構総括参事)
米国では原発が過酷事故に襲われても炉心損傷をする確率を見積もる考え方である。確率論的安全評価という。設計上の想定を超える事態を認めるもので「絶対安全」を基本にしてきた日本の設計思想と大きく異なる。

松本 三和夫氏東京大学}たまたま中越地方に地震がありたまたまそこに原発があったという意見もある。ちょっと荒っぽい意見かも知れないがその可能性も捨てきれない。とりあえず早速全ての原発を総点検して絶対安心できるものにして欲しい。原発は日本のエネルギーに欠かせないのだから。