新潟中越沖地震の火災について

新潟県中越沖地震の原発の核燃料プールの水があふれ海に流れ込んだ件については先日書いた。この度は火災である。原発の橋脚部からのもうもうと黒煙が上がり，周囲の金属は溶けていた。地震国の日本がこのような火災が発生す事はもうショック以外の何ものでもない。これが何らかの形で放射線漏れの事故に繋がったら大変だった。

日本は原爆被災地で放射線に対しては特に敏感であるはずである。同原発の職員は火災に無力で自治体消防隊が到着するまで手出しが出来ずただ傍観するのみだったとか。今年に入り少なくとも3回の火災があったらしい。例え小さなボヤ程度のものであっても直ちに対応できる消防体制がしかれていて特殊、化学消防車が配置され火災の放射線漏れには特に全力を傾け日ごろから注意を怠りなく対処されん事を希望する。今日ＩＡＥＡの調査団が入る事になった。充分な調査勧告を期待する。