原発問題

石油、天然ガスの高騰で最近原発がまたも強く要求されだした。米国では26基前後の原発の申請を予定している。化石燃料に比して二酸化炭素の排出もなく、クリーンな大気を保てるのが大きなプラスである。しかし原発の事だからその扱いに一歩誤れば大事に発展する。

日本など地震大国では新潟県中越沖地震で原子炉七期が全て止まった。今後の日本の原発地震対策として「想定外」という甘い言葉を捨て、絶対安心できる施設にすべきである。日本は地震国で活断層が網の目のよううに走っているというぐらいの気持ちを持っていただく事が必要である。

ドイツ、スエーデンが脱原発に勢いが良かったのですが、ここに来て決定的な代替案も無くゆきずまりつつあるようである。このように脱原発のよき方策も見当たらず、東ヨーロッパ諸国、さらには西ヨーロッパのオランダ、フランスも原発の建設に積極的だ。中国、インドも大規模な建設計画をしている。原発を地球の至る所に設置されればテロだけでなく万一の事故を考えただけで恐ろしくなってくる。原発に変わる燃料の開発が待たれる次第である。