宝塚腺脱線事故

以前に「JR西日本の事故」で「新型の自動列車停止装置(ATS)」が設置されていれは事故が防げたのではないかと書いた事がある。8月4日付けの朝日新聞の夕刊で4日JR西日本山崎正夫社長が遺族や負傷者に「新型の自動列車停止装置(ATS)が設置されていれば事故は防げた」と同社の安全管理体制の不備を謝罪したと報じていた。

同社長は懲罰的な日勤教育の問題点やATSの不備、更には他社との競争上、時間短縮を重視し、ダイヤに無理が出来た事を率直に認めこれまでの不備を積極的に改めるとの発言があった。また当時もっと安全対策にとりくんぢいればと強く反省し頭を下げていた。

いずれにしてもこの事故はJR西日本の上層部の職員に対する対応のまずさの事故である。事故当時の役員3名が主席し謝罪をしたが現在は関連会社に天下っていて遺族から批判を浴びていたのが印象的だった。