インドの「核」所有について朝日新聞とシン首相の対談

インドは74年に初めて核実験を行った。98年に再度核実験を行っている。当時日本はインドの核実験には反対で途上国援助のODAを停止したいきさつがある。インドは核保有国の中国、パキスタンに囲まれていて極めて不安定な状態にある。

日本は米国の核の傘に入っており日本とインドの事情が異なることを理解して欲しい。米国は北朝鮮やイランの核実験に反対しているがインドは核拡散に手を貸す事は無いとの見解でインドを例外扱いにしたとの理由で国内外から米国は批判されている。

同時にインドの経済成長は著しく世界6位の二酸化炭素排出国である。それでインドの所有する核を原子力発電に利用すれば核の有効利用にもなるのではないか。朝日新聞社とインド首相シン氏っとの会見の要旨である。

しかし私は米英ロ仏中のみに核保有を認める核不拡散条約(NPT)があるが、世界から核兵器をなくすためにこの5カ国が率先して核兵器を処分する必要があると考える。世界主要国が核兵器の所有を止め更に核の平和利用としての原発も同時に停止したら世界はどんなに平和を享受することが出来るか。

とうぜん現在の原発代替エネルギー化石燃料にたよっていては地球温暖化などで将来の地球が危ない。デンマーク、ドイツは30年程度の後に原発を廃止し地球に優しいエネルギーの開発をする予定といっている。出来うるならば原発を排除しクリーンエネルギーを採択する方向で経済成長を続けて欲しい。