エネルギーをどうするか

現在中国、インドが急成長し石油、液化天然ガスなどはカネを出しても購入できないくらいであるのが実情である。将来エネルギーをどうするかが大きな問題となってきている。

米国では30基程度の原発を建設予定している。中国も8基、インドも数基の原発の設置を予定していると聞く。日本では中越沖地震の被害が思ったより小さく胸をなでおろしているようである。可なりしっかり作られていたようである。(IAEA報告)そこで将来原発ばかりに頼っている事が出来ない。

いまやエネルギーを減らしながら経済成長を可能としている国がある。デンマークなどではエネルギー消費を微減させながら高い経済成長を達成している。ドイツは現在原発に頼っているが段階的に撤退してゆく方策を考えている。太陽光、風力の利用を高め30年に電気の45%を再生可能エネルギーでまかなう計画だ。

日本は温泉が各地にあり、地熱、を利用する事、また風力、太陽光エネルギーも活用しクリーンなエネルギーを使い地球の温暖化にも役立てることを考えるべきである。米国ではバイオを利用するための農業をその方向に向かわせている。現在世界のエネルギーは米国と中国がその殆どを利用している。今原発は430基、建設予定は82基。

できうればこのような原発に依存せずに太陽光、風力、地熱、水力、バイオなどで安全なエネルギーの開発に知恵を傾けるべきだと考える。