ボーイング737-1800型機

那覇空港中華航空機(ボーイング737−1800型)が炎上した事故である。右主翼内の燃料タンクにボルトが突き刺さり、その穴から燃料が漏れ出ていたことが明らかになった。

事故機と同型機で同じ事故が過去にも起こっていたようである。ボーイング社は適切にナットを締め付ければ脱落の恐れは無く、05年12月と06年3月に出した文書で注意喚起にとどめた。この中華航空の場合にも注意喚起を起こす手紙が当然行っていたはずである。過去にも同じような事故が起こっているのだからボーイング社もより適切な注意喚起書を何度も送っておく必要があったのではいか。

それで国土交通省航空鉄道調査委員会は何らかの理由でボルトが外れ、スラットを格納する際にアームも押し込まれて壁面を突き破った可能性が高い。したがって整備が充分になされていたら今回のような事故は当然防げたものと思もはれる。整備不良であった可能性が極めて高く中華航空機の今後の対応により厳しい注意力を注ぐ必要を要求される。