悪徳企業グッドウイル

最近企業は日雇い派遣社員を最大限に利用することで利潤追求をすることに体質改善を計っている。この企業の要求を満たすためにグッドウィルは100万名近くの派遣社員から約10年間給料から天引きを行っていた。1名につき1回200円。対象者は100万名近く総額57億円に上る。

企業が正社員を雇わないのでその間隙を縫ってグッドウィルのような派遣会社が成長し、また定職を持たない人々がこのような会社に少しでも収入を得たいという希望で利用する事になる。企業は正社員を雇えば雇用保険代、健康保険代、厚生保険代(つまり社会保険代)を持たなくてすみ、利潤の追求にプラスになる。

派遣会社は臨時雇いを企業に提供すると同時にピンハネで利潤の追求が出来大儲けが可能となり両者ともどももプラス面を享受できるという形態が生まれる。要するに両者の利害が一致するわけである。

この際企業側の問題はさておき、グッドウィルの派遣者からのいろんな形での収奪である。つまり備品、消耗品を強制的に購入させてうわまえをはねる。。集合時間から作業開始時間までの賃金が払われない。いずれにしても定職を持たない働きたいと希望する人から出来るだけ絞りとることを考える。新時代の悪徳企業とでもいうべきか。