マリナーズのイチロー選手

マリナーズイチローは今日9月3日(アメリカ時間)に7年連続200安打を達成した。大リーグ歴代2位の快挙である。イチローは2001年に大リーグに登場してその年に打率3割5分、安打242本で首位打者となっている。以来今年まで毎年200安打をマークし連続7年、3割以上の打率も記録している。その間首位打者2回を獲得している。素晴らしいバッターだ。日本から米国に渡り大リーグの投手をその時から打ち続けたわけである。バッテングマシンとでも言うべきか。正に文句なしの天才的一流打者である。


彼のバッティングは確実に野手のいないところに球を落とすのは芸術的な技である。イチローは足も速く、内野を抜けそうな当りを相手に取られそうになってもセーフにしてしまう。また内野のボテボテの当たりも胸のすくような快足でセーフとなる。それで内野安打の数の多さも群を抜いている。いずれにしてもヒットを打つことにかけては誰にも負けない秀いでた巧みさを身につけている。

彼の快足で盗塁王1回7年間毎年30盗塁以上獲得している。彼の守備もまた素晴らしい。外野から2,3、本塁で走者を刺すレーザービームといはれる遠投は一種の美学といっても言い過ぎではない。これほど攻,守、走そろったプレイヤーは他には見られない。今年も9月3日現在で200安打、37盗塁、シーズン終了時にはどのような数字になっているか楽しみにしている。首位打者の可能性もあるのでこれがまた言葉に表はせない楽しみである。

来年のことを言えば鬼が笑うでしょうが恐らく200安打を達成してくれて大リーグ歴代1位という事になるでしょう。つまり1894−1901にかけてウイリー・オーラーが記録した8年連続200安打と並ぶ事になる。イチローのことだから再来年も視野に入れていて単独1位を狙っているのではないか。ただ怖いのは怪我だけである。その辺は運動神経抜群の彼のこと充分に気をつけてくれているでしょう。