貧困層の救済

わが日本では戦後著しい資本主義経済が発達し我々が学生時代を送った頃に比べると月とスッポンの開きがある。学生時代にとった経済原論はマル経で、私たちの時代では資本主義経済が今のように華やかな発達を遂げると先生には教わらなかったものである。

それがどうして学校を卒業し就職をしで数年経てばメイド イン ジャパン の車が登場し、また数年たてはTVなど電化製品が続々我々の手の届くようになりました。そのうちに車は各家庭に一台あるいは二台と日本の家庭は中流意識が旺盛になりました。豊富な物資を楽しむ生活をエンジョイすることは社会主義学者が共産党の究極の姿は今の日本のような全員中流意識を満足する形だと述べ日本の中流家庭意識を褒め称えました。アメリカの経済学者エズラ・Fヴォーゲルも「ジャパンアズNO1」で褒め称えました。

この中流意識は小泉によって完全に破壊ざれいまや酷い格社社会が登場しました。我々が学校を卒業したのは1955年鍋底景気といわれれる時代で戦後未だそんなに時間が経っていませんでした。就職活動をするにもそんなに対象企業は無く貧相な衣類を身につけ.、ただ糊塗し、雨露をしのぐ住居で生活を送ったのである。

現在は上述のようにあらゆるものが豊富で大卒者は一流企業に入社しても二三年で企業を去るものが後を絶たない。我々の若かりし時代には考えられない事であつた。それでより良い就職を目指してハローワークには多くの求職者が集まる。これは戦後半世紀余りの華々しい現在の一面で、反面失業者、フリーター,短期アルバイトが多い。これらの人たちはネットカフェや漫画喫茶で一夜を明かしたり定職、定住住所が無かったりその日その日をナントカ生きている。これは何も若者に限らず50年配の人にも見られる。

日本の経済はイザナギ景気が未だ続いておりますので役所の指導かが求職する人達の適正を見つけ親切に就職活動を手助けしてあげることを望みます。今の日本はアメリカ型の社会で旨くチャンス掴もうとすればナントカなり、仕事に特に難しい注文をつけなければ探せるそういう社会、格差社会になってしまったようです。