衆院予算委院界

先日は福田内閣の目立った閣僚についてのコメントを記しました。今日は衆院予算委員会に登場した野党の質問者について述べてみることに致します。民主党の管氏、岡田氏、前原氏、の発言は所要のため聞き逃したのが残念です。

先ず共産党佐々木憲昭氏についてです。政党助成金郵政民営化、新テロ特措法の憲法違反、戦争支援法などです。彼は言語が極めて明瞭で迫力満点、発言に引き付けられ、相手をぐいぐいお押し込みなんともいえない頼もしさを感じる。この人の発言をもっと聞きたくなり最近少なくなった議員のなかでも際立った論客の一人だと思います。

つぎに社民党の安倍知子氏。彼女は小児科医で最近の産婦人科、小児科医の不足の問題について小学校の先生のように判りやすく、噛んで含んだように詳しく話しかけるような発言は最も最もという調子で夫々の閣僚たちも静かに聞き入ってるようだった。この人の話には強い説得力があり充分与党も野党も納得させたようである。

無所属田中真紀子氏。小泉内閣の外相。官房長官は福田氏。北朝鮮拉致問題について可なり詳しく厳しい発言で福田氏を激しく追及した。つまり当時暖かい政治家としての姿勢が見られなかった。また其の発言は官僚的だといって鋭く迫った。最後にインド洋の多国籍艦船の給油についてこの費用を中国残留孤児、中越沖地震に使うべきだと強く激しく訴えた。。激しさは真紀子節で溜飲を下げた。