宮崎元専務の逮捕

山田洋行元専務=日本ミライズ元社長が業務上横領と有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕された。宮崎元専務は06年9月から今年1月にかけて米国子会社から同銀行口座にあった約100万ドルを自らの管理口座に送金させ、横領した疑い。また宮崎元専務は子会社社長と共謀し、山田洋行が独占販売を結んでいた米国の軍需部品仲介会社A社との契約書を山田洋行とA社の取引を解除させ、有利な契約になるように改ざんした疑い。

宮崎元専務は守屋元防衛省次官夫婦もゴルフセットを2回も送っており、またゴルフを計200回以上また多額の接待攻勢をかけている。防衛省内で絶大な権力を持っていた守屋前次官と宮崎元日本ミライズ社長の癒着が山田洋行が大手商社と肩を並べるほどの軍需専門商社とした、また宮崎元専務が山田洋行が対立し、宮崎元専務が日本ミライズを設立し社長におさまり、山田洋行の仕事を守屋元防衛省次官の力で日本ミライズに取り込んでいる。

防衛省元次官の守屋氏は高額の製品を随意契約により日本ミライズの物とするように指図をしていた。宮崎元日本ミライズ社長は守屋元防衛省事務次官の次女の米国留学について米国の大学に推薦状を書いたり便宜を提供している。とにかく日本ミライズの社長と防衛省事務次官の癒着振りはすさましく最終的には宮崎元専務の日本ミライズ社長の席は守屋元防衛省次官が退職すれば日本ミライズの宮崎氏が守屋氏に社長として迎える図式が描かれていたのであろう。