民主推薦の平松氏大阪市長に

大阪市長民主党推薦の平松氏が自民、公明推薦の前市長の関氏を破り当選を果たした。大阪は保守的な基盤が強く創価学会員も多く従って公明党の支持者の多いところである。福田政権発足後初めての大型選挙で国政選挙並みに両陣営とも中央から大物幹部が応援に駆けつけ激しい選挙戦が展開された。

選挙戦の最中に自民、民主の大型連立構想計画の話があったりそれに関連して民主党の小沢代表の辞表提出、撤回など民主党内でごたごたがあったが今夏の参院選の勢いをもって自民公明の連立に快勝した。投票率は43.61%で87年以来20年ぶりに40%大を超えている。

此れは今まで自民党政治で一向に良くならない我々の暮らしを一度変えなければならないという無党派層などの考えと今まで自民に投票していた人たちの思いが出たのではなかろうか。それで大阪を一度変えて欲しいという希望を持った人たちの票でもある。

選挙中に大阪を明るくしたいというイメージ選挙はそれはそれとして一方では5兆4千万円の赤字を抱えている。借金をどのように処理し平松氏の選挙戦を支えてくれた労働組合と手お結び一日も早く大阪市の「行財政」に通じ「情報公開」なり選挙公約と同時に活力ある大大阪にすることが其の使命である。市議会は89名のうち支援してくれた民主は20、残りは自民、公明である。そこのところを充分に心して頑張っていただくことを祈ります。