党首討論会

昨日自民党福田首相民主党代表小沢一郎氏との間で党首討論が行われた。福田内閣が成立して以来始めてのオープンの会談である。初めての党首会談ということで大いに期待して待っていて3時からのTV放映を観守った。内容の3分の2が年金問題、残りが海自の給油活動。

この2つの問題を取り上げられた訳であるが活発な論戦は全く無く平平凡凡。丁丁発止のやり取りなんか観たくても見られないどうなっているのか。眠気すらもようす討論会だった。年金問題では民主党では長妻議員が枡添厚労相を追い詰め、また自民党のアキレス腱であり、またインド洋での海自の給油活動の憲法違反であるとの小沢代表の持論からいくらでも自民党を窮地に追い込む迫撃砲のような武装を身に着けていたのにどうしたことか。

かつては同じ釜の飯を食った保守党員だったが今は歴とした反対党員である。民主党解散総選挙を狙い政権党にでもなろうかという態度、と希望を持っておりそれなりの代表の姿勢を見せて欲しかった。このような討論会を見せ付けられると昨年11月の大連立騒動はナベツネの演出ではあるが二人が魚心あれば水心と見られても仕方が無いのではないか。このような党首討論会は2度と見たくない。