新幹線

新幹線を今後新たに建設しようとする件について私なりに感想があるので述べさせていただきたい。先ず現在東海、山陽、東北、に新幹線が走っている。狭い日本ではこの程度の設置で十分ではないかと思う。今後新幹線を開通させようとしているところ、また既に開通したところでは在来線と並行して走るので在来線の経営が悪化するのでJRから分離する事を予定している。

それでJRから分離された在来線はそれなりに必要性が高いので代三セクターとして地方は残す事を希望している。必要性が高いといってもJRの経営の時代のように必ずしも経営が充分に満足させられないようである。三セクになっても黒字経営を追求できるとは限らない。

むしろ長野県では長野新幹線が開通した97年,篠ノ井−軽井沢の在来線が三セクに移り「しなの鉄道」になり経営危機に、青森では県が三セクとして、10年開業の東北新幹線八戸―新青森と並行する東北線を買い取ることになっているがJRに値が高いとクレームをつけているがどうにもならないようである。

北陸新幹線でも今金沢−敦賀までの計画があるが着工時期すら決まっていない。私は北陸線をよく利用するが大阪―金沢まで特急列車に乗れば2時間30分程度の所要時間である。このようなところに新幹線は明らかに不要である。このように新幹線がどうしても必要なのは一歩譲って必要なのは九州の一部分のみではなかろうか。後は政治路線ではないかと思はれる。無駄なことは極力抑えるべきである。