京都市長選

昨日京都市長の選挙が行われた。選挙は自民・公明。民主、社民、の4党相乗の門川氏、対抗は共産党推薦の中村氏、無所属の村山氏,そして無所属の岡田氏であった。実質的には角川氏と中村氏の一騎打ちとなった。然し門川氏は4党相乗りで有権者の意識も低く投票率は37.82%で戦後4番目の低さだった。

門川氏が中村氏を抑えて勝利したわけであるが僅かに951票さで辛勝というところか。京都市役所は過去12年間で職員」93人が逮捕される不祥事があり、市の負債が1兆円を超えている。財政の再建、職員の浄化など多くの問題を抱えている。門川氏は38年間市教育委員会に属しこのような市政をどのようにクリーンに仕上げるか今後の大きな見ものである。

大阪市をはじめ大都市では職員の数が多すぎて人件費に出費がかさむと同時に勤務形態の密度の薄さえなどが問題になっている。また同和問題は積極的にすっきりさすべき重大な事柄である。このあたりを我々は十分に心して解決されんことを心よりお願いする。