イージス艦事故

ついに痛ましい事故が19日早朝起きてしまった。房総半島沖で海自のイージス艦「あたご」がマグロはえ縄漁船清特丸と衝突したのだ。それで清特丸は真二つに割れ吉清治夫さん(58)と長男の哲夫さん(23)は行方不明だ。

この衝突事件は新聞、TVで観るかぎりあたごの技術的なミスが先ず問われる。ついで日本近海を航行する場合には小さな漁船が沢山いる。それに対する注意義務は万全であったのか。新聞によるとこのイージス艦に備え付けてある優秀なレーダーは対空には万全なものらしい。

日本近海の漁船に対しては人的な監視を徹底しなければならなかったようであるがこの場合十分な対応に手ぬかりがあったようである。そもそもこのイージス艦なるもの自衛のためにとの触れ込みで米国から購入したわけである。

イージス艦はインド洋で米国はじめ多国籍軍の給油に役立ち対テロ活動の道具として喜ばれ国内では昨日のような悲しむべき事柄を惹起している。なんとも皮肉な結果」である。防衛省さん海の向こうの戦争に役立つような軍備をなどに力を注ぐような馬鹿げた事をする必要はない。近海が安全である事を望む。