タミフル

インフルエンザにタミフルを医者から処方された子供、若年者がかって奇行を起こしマンションの高いお所より飛び降りたり、スピードを上げて走ってくる車に飛び込み死亡するという事例が報告された。

然し高熱を出した子供、青年達がタミフルを服用した者より服用していないものの方の奇行が高く、高所や自動車への飛込みの数が多いという研究結果が最近明らかになっている。したがってタミフルの服用が問題だったとは言えないいのが実情ではないか。

タミフルはスイスの製薬会社ロッシュが製品化しているがそんなに沢山どんどん製造出来ない難点がある。それに高価な薬である。日本では保険が適用できるということと、日本は世界でも裕福な国で中外製薬がロッシュと提携していることなどから可なりの備蓄をしている。

今日の朝日新聞be on Saturday Busiiness版で東京大学教授、柴崎正和さんがタミフルの化学合成に成功し大量生産への道をつけられたと紹介されていた。つまりタミフルは細胞内の酸素に作用してウイルスを細胞に封じ込め、外に出さない働きをする。鳥インフルエンザが突然変異を起こし新型インフルエンザとなって地球規模でこれに襲われたらおおくの死者が出ることは必定である。したがってこの化学合成の発見はノーベル賞も夢ではないと記されていた。