中国のギョーザについて

中国の毒物入りギョーザについて一言。2月28日に中国の警察当局者が記者会見を開いた。中国のギョーザの製造元天洋食品の従業員55名を調べたが疑わしい従業員は皆無だった。

それで一番疑わしいのはギョーザを包んでいる袋の外側からメタミドホスをぬり其れが内部のギョーザにしみこんだ可能性があると公表している。中国側ではギョーザを冷凍して日本に送り出す。それで零下18度にしてメタミドホスを袋の外側から塗布したらそれが内部にしみこんだ可能性がある。したがって中国でメタミドホスを混入したことにはならない。つまり中国側の毒物混入の可能性は極めて低いということなのだが私は違った考えを持っている。

袋に塗布した毒物がギョーザにしみこむには多量の液体を塗布する必要がある。そして日本でギョーザ中毒症状を起こした人は千人余りいる。そんなに沢山のギョーザの袋に液体を塗る作業は簡単な仕事ではない。またギョーザの袋から検出されたメタミドホスは日本のそれより不純物が沢山含まれている。明らかに日本製の薬品ではない。

それに日本では今メタミドホスは使用していない。中国では今は販売していないらしいが各農家で所有している事がTVで映し出されていた。同時にギョーザの他の袋からジクロルボス、JTが有機塩素系殺菌剤プロシミドンの検出を公表している。私は個人的な考えでありますが中国の警察を余り信用しておりません。中国には申し訳ありませんが中国側をもう一度しっかり取り調べることを希望します。