名古屋国際女子マラソン

]北京五輪代表の最終選考会を兼ねた名古屋国際女子マラソンは9日名古屋市瑞穂陸上競技場発着コースで行われた。私と家内はTVの前に座り込んでこのレースの行方を固唾を呑んで見守った。もとより家内はシドニーオリンピックの金メダリスト高橋尚子の熱烈なフアンで彼女に一生懸命の声援を送りTFVに釘ずけだ。しかし高橋尚子はレース早々首位争いのグループからはずれ家内には気の毒であった.

レース後半がやはり見もので32キロ地点で中村友梨香が飛び出し、坂の所で前の坂本が苦しくなり中村友梨香がこれを抜きトップに躍り出た。中村の走り方は力強く余裕がありまた安定しておりトップで走っていても全く危なげを感じなかった。

つまり後半が彼女の得意場とでもいうようで早く、勝てるという自信に満ちたようで若さの爆発を手に取るように感じ取れ惚れ惚れするようなランニングであった。トップで瑞穂競技場にその勇姿を現したが正にスーパーヒロインという感じで恐らく北京五輪の選考会に最後の一人として選ばれることは間違いないだろう。彼女はマラソンが初めてで初優勝を飾ったわけである。

そのような人だから大きな大会になればなるほど力が出るタイプではないか。精神的にも強い感じがする人で心理面は磐石だ。きっと北京では大活躍するのは間違いない。彼女の健闘を祈ろう。