食料の自給について

日本の食糧自給率は40%未満だったと思っております。日本は米の作柄が多いもので農水省―政府が米の生産を抑えるために休耕田を農家に要請し多くの農地が遊ばされております。遊ばされた農地を畑にでも転用して何かを作ることを農水省が指導したら良かったのではないかと思います。

この場合各農家がてんでばらばらに作っても全て完売して利益が得られるかどうか分からない。そのあたりは農水省と農協との協力で適当なものを農家が作り確実に販売できるようなルートを造る。今中国から多くの野菜、また野菜の冷凍ものなどが輸入されていた。しかし冷凍野菜、生野菜の基準値を大幅に上回る農薬が検出されている。天洋食品で作られたギョーザにものすごい農薬が検出され中国の食品に対して日本では殆ど口にしなくなった。それで中国で生産された野菜、冷凍野菜にも農薬の関係で現在消費者は購入しなくなった。

そこで業者は例えばにんにくの場合など値段が安いという理由から7,8割までが中国産のものを輸入され販売されていた。いま中国産のものを敬遠してにんにくの生産どころ国内の青森のものに購入希望が殺到しております。しかし需要が多くてもうすぐ品切れになるらしい状態です。それで遊んでいる農地にこれからにんにくを植えたらどうかとの提案があり、それをTVで放映しておりました。農家では長く休耕田の状態を作付けができるようにするまで2年は必要だ。

農産物を作ってもまた安いからとの理由でよそから輸入して販売できなくなったら馬鹿を見るのは農民だ。それで、はいはいと二つ返事で野菜を作れない。これが農家の言葉である。これは中国の野菜の農薬の話であるが日本の食糧の自給率を高めるためにも遊んでいる農地が日本国内に可なりあるので其れを的確に使い先に述べたように農水省の指導で農家が馬鹿を見ない農作物作りを考えるべきだと思う。そうすれば食品の国内自給率が少しでも改善できるのではないか。