福田内閣支持率の低迷

福田首相は就任当時元小泉首相が身動きが取れないほど悪化させておいた中国、韓国との関係をいちはやく手をつけ前安倍首相がある程度目鼻をつけておいた状態をよりまともなものにした。私はなかなかやると福田首相の手腕に期待を寄せたものである。

しかし福田首相は道路特定財などの扱いがまずく野党の民主党等が要求する一般財源化し社会保障、や教育にも使えるようにすべきであるとの声を一顧だにしなかった。ガソリン税暫定税率の期限切れが後一週間と迫っている。我々消費者にとって大変有難いことである。
現在米国ではサブプライム問題で経済にがたつきがきており株安、ドル安これに関連して世界の経済も低迷している。日本では株安、円高、輸入原油穀物は高騰し経済は極めて不安定な状態を呈している。この時期に日本銀行の総裁が決まらないとは如何いうことか。民主党にも同意を得るような人材を広く政,経,官、から選択できないものか。その辺りが福田首相の人間としての器を問題視されるのではなかろうか。

またイージス艦と漁船清徳丸の衝突処理問題もそれなりの為政者としての有能さを見られなかったのは残念なことである。異常の事柄から内閣支持率の低迷もやむを得ないのではなかろうか。