国産小型ジェット旅客機

三菱重工がかねてより計画していた小型ジェット旅客機を開発する事を決定した。2013年以降日本の地方路線に投入する。トヨタも100億円投資しジェット機の自動車に利用できるところを取り入れ自動車の有効活用を企図しているらしい。いずれにしてもトヨタが一枚咬むことは頼もしい事である。

三菱重工の計画している小型ジェット旅客機「ミツビシ・リージョナル・ジェットMRJ)」を全日本空輸は27日25機発注する事を決めた。日本航空は性能やアフタサービスの点でまだ気がかりで納入時期は早くて2015年以降になるらしい。このミツビシ・リージョナル・ジェットMRI)は70名―90名を収容する事を企図している。

小型ジェット旅客機はカナダのボンバルディア社、ブラジルのエンブラエル社が今世界シェアを分け合っている。ここへ日本と現在計画中の中国、ロシアが参入することになりそうだ。将来それらの国のメイカーとの争いになると思うが日本は適正な価格といい製品で勝負となるであろう。同時に日本の製品の販路を確実に我が物としYS11で製品は申し分なかったが販路の点で撤退しなければならなかった。このような残念な結果とならないように将来の成功を期待したい。