再びドキュメンタリー映画「靖国」

再びドキュメンタリー映画靖国神社」について書きたいと思います。自民党の稲田明美議員が公的な助成金が出ていることに問題を呈し国会議員の試写会が行われたわけである。それをきっかけに東京の映画館と大阪の映画館計5館がこの映画にはいろいろ問題があるから映画館の周囲、また観客に迷惑があってはいけないいう理由で上映を中止した。

しかし一方に表現の自由言論の自由がある。我々この自由を敗戦という貴重な代価を払って獲得したものである。いかなる嫌がらせがあろうが、此れを守らなければならない。昨夜ニュース10に福田首相がこの問題で特に気にする必要は無いとのコメントを述べていた。

大阪では「靖国」を淀川区十三本町1丁目の映画館「第7芸術劇場」が5月に予定通り上映する事を決めた。また広島の「サロンシネマ」、新潟市野「シネ・ウインド」、北海道苫小牧市「ミニシアター、シネマ・トラース」も7月中旬から、京都市では京都シネマ那覇市では桜坂劇場が夫々公開する事になつた。このように一時的に問題が提起されたが我々の民主主義に意識は以上の映画館の予定行為でまだまだ健全である事が明確になった。喜ばしいことである。東京は権力のお膝元であるので少々反骨精神が弱いのでは。これからこの映画を観て日本での「靖国」のあり方を大衆討議をすることはいいことではないだろうか。