福田内閣支持率低下と山口補選

福田内閣の支持率がいちじるしく低落している。此れは高齢者に対する福田内閣の血も涙もない後期高齢者医療制度を導入したことにより高齢者の怒りが爆発したと私は考える。後期高齢者医療制度では原則として保険料が年金から天引きされるわけです。この厚労省の事務の杜撰からか天引きの金額が大きくなったケース、道路特定財源の不明瞭なあり方、年金問題をまだ解決できない事務的不手際。

また政府・与党は30日にも税制関連法案を衆議院で再可決しガソリン税の暫定率を回復する方針だ。(21付け朝日新聞)このように国民が今の政府のやり方に大きな不満を持ち支持率が30%を割る25%ともうこれ以上下落のしようがないというところまで来ている。

あの森内閣がつぶれた時と同じような数字ではないか。27日に投開票される山口県の補選で民主党自民党が激戦しているがこの補選でも年金や医療、ガソリン税、道路財源、米軍岩国基地問題などが民主党自民党の争点になる。中央で民主、自民・公明の争いが同じように地方選挙に反映されることは確かである。地方といえ国の代表の選挙であるから保守に一撃を食らわして欲しいものである。