山口衆院補選

衆議院補欠選挙の山口選挙は民主党自民党に圧勝した。自民党年金問題道路特定財源ガソリン税の値上げ、後期高齢者医療制度等の国民に理解を得るより猛反発を受けるような政策で選挙に臨んでだ。

道路特定財源については今まで国民は理解していなかったことは確かだ。民主党参議院で多数を占めたことがこの問題のからくりが明確化した。つまりガソリン税を官僚が湯水のごとく自分たちの利益のために使いさらに自民党はこれから10年間道路特定財源と共に59兆円必要だとのたまわっている。

後期高齢者医療問題。実に嫌な言葉―官僚の作りそうな言語だ。これは75才以上の人たちの年金から保険料の天引き、高齢者の余り高くない年金をもらっている人はこの天引きで手にする年金の額が少なくなるのか自民党の為政者、官僚は分かっていないのではないか。この制度の立案はあの小泉政権の次代にされていたものである。
今の高齢者は戦後の日本をジャパン アズ NO1と言わせたほどの高度成長を成し遂げ、GDPは世界NO1かNO2にし国民総中流意識を持ち快適な生活を楽しんだのである。

しかし米国のイエスマンたちの集団である自民党の政治家特に小泉時代から日本の生活状態の格差が生まれ格差社会はいまや修復しがたいほど重症化している。戦後好景気を経て生まれ変わった勤労形態はあの戦前の資本家による搾取、収奪の姿は社会形態の様変わりからもう自分たちを眺め資本家と争う姿勢を喪失させている。話を元に戻す。民主党は山口の補選で勝利し次に参院で首相に自民党ガソリン税収、道路整備財源特例法改正案に対する問責決議案を提出し政府与党の矛盾をつき解散総選挙を狙っている。此れを上手にやってもらわないと酷い目にあうので慎重に対処してもらいたいものだ。