子供の日

今日は子供の日である。子供の日にちなんで最近の子供の遊び、健康について考えてみたい。近頃はTVを始めゲーム機、パソコン、携帯電話など屋外に出なくても家の中で自分一人で行ったり、楽しむ道具が沢山ある。

また都会では屋外に出て楽しむには昔のように空き地がない。車、バイクが危険でうかつにしていられない。私たち都会育ちではあるが今のように家が建て込んでいなかったと同時にマンションのような高層建築はなかった。それで空き地では縄跳び遊び、鬼ごっこ進駐軍からもらった缶詰めの空き缶を利用して缶けり遊び、もう少し大きくなるとキャチボール、野球の三角ベース、近くの丘の木登り、夏には加茂川での水泳など数えたらきりがない。

友達と相撲もよくやり友人とのコミューニケイションも旨くいっていて今のようにいじめなどなかった。また現在のようにジュース類はなく、お菓子もなかった。薩摩芋のふかしたのが空腹のお腹に大変なご馳走であった。飲み物はラムネが旨かった。現在は自動販売機でジュース類は好きなだけ飲め,お菓子はお三時なんかなく好き放題に食べまくる。運動はしない、出来ないと言うことは遊び場がないことと、遊ばないので運動神経、反射神経が育たない。

運動の家庭教師もあるくらいである。このような状態だから将来の日本を担ってゆく颯爽とした若者の姿が期待できるのか心配である。今の食生活―山のようなお菓子類、ジュース、ハンバーグ小太りの子供を良く見かける。糖尿病予備軍とでも言ってもいいのではないか。子供の食生活は母親の責任は大きい。私たちが育った時代と大分異なり運動するにも広場がない、ゲーム機やTVに取り付き友達との運動遊びもしない。それで母親は子供のメタボリックシンドロームを防ぐために油類、甘い物を出来るだけ控えるように努力する事が必要となろう。