胡錦濤主席の来日

中国の国家主席胡錦濤氏が今日来日した。中国の最高指導者が日本に来たのは江沢民{私の記憶では}いらい10年ぶりのことである。

これは昨年元首相の安倍氏が中国を訪問した返礼であろう。小泉が首相在任の間は靖国神社の参拝を欠かさなかったもので近隣諸国との関係は悪化の度合いを深め中国の首脳とは没交渉であった。

中国は近年高度成長を成し遂げ世界的にもその存在は無視できない存在で、その経済的規模は世界の工場と呼ばれるほどであり外貨準備高は日本を抜き去り世界一である。いずれにしてもその存在内容から両国の首脳の歩みよりは現在必要欠くべからざるものがあり今回の胡錦濤の来日は両国にとって大いに歓迎すべき事である。

南シナ海のガス田など日本にとって話し合いを進めなければならない重要事項であり、また現在未解決の冷凍ギョーザ問題、温室効果ガス削減問題も直ちに両国が真剣に取り組むべき事項である。したがって両国の友好関係を築くための今回の胡錦濤主席との実りある折衝を期待したい。